「コノスル」創業20年でチリ2位になったワイナリー

今回はチリのワイン「コノスル カベルネ・ソーヴィニョン ビシクレタ・レゼルバ」です。コノスルはチリワイン界の獺祭ともいえるワイナリーで、いちはやくスクリューキャップを導入したり、コンピュータ管理された環境でのワイン造りを行っています。また、アヒルや羊などを使った有機栽培でのブドウ造りを行い、チリで初めてヴィオニエ種の栽培を行うなど、さまざまな点で「イノベーティブ」なワイナリーとなっています。

ちなみに、個人的にどんなワインを飲んだらいいかと聞かれたら、私はこの「コノスル」をお勧めしています。ブドウの味がとてもわかりやすく、値段もリーズナブルだからです。750mlでおおむね800円で購入できますし、このカベルネ・ソーヴィニョンやシャルドネだと、西友やマルエツ、ヨーカドーなどのスーパーでも売っていることが多いのも魅力です。また全11種あり、それらはネット通販で購入できますので、呑み比べも楽しいです。

以前は「コノスル ビシクレタ」ヴァラエタルシリーズでしたが、現在はレゼルバになったようですね。

「コノスル」とは「南向きの円錐」という意味だそうで、南アメリカ大陸を南北逆に見ると円錐状になっているということですね。1993年設立という新しいワイナリーですが、今ではチリで2位の生産量を誇る大ワイナリーに成長しています。また、ピノ・ノワール種に関しては世界最大級の生産者となっています。自転車は、働いている人たちが畑を自転車で走り回っていることに敬意を表しているそうです。

「オーガニック」シリーズや「20バレル」シリーズなど、「ビシクレタ」シリーズよりほんの少し高いラインもありますので、たまに間違いないワインを飲みたくなったときに選ぶ銘柄のひとつとして重宝しています。

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