「宮之浦岳、開聞岳」九州最南端の百名山の旅(3部作の3)

屋久島から鹿児島港ー指宿、「開聞岳」へ

今回は、GW直前に行った「屋久島、鹿児島」4泊5日の旅(3部作の3)です。

個人的な再出発があるため、有給休暇を取り、混雑を避けてGW直前の旅となりました。この時期なので、雪山が基本の本州以北の山はやめて「百名山の100番目」とされる九州最高峰「宮之浦岳」を目指すことにしました。その後、近場で「99番目」の「開聞岳」もやっておこうという計画です。

(前編はこちら)

(中編はこちら)

前日に「宮之浦岳」登頂に成功し、「いその香り」というとても美味しい店で夕食をとった翌日は激しい雨予報で、鹿児島への渡航が危ぶまれていましたが、翌朝はその通り、風が強く雨が降っていました。安定の高速船ですら条件付出港となっていたほどです。屋久島の天気予報は本当に当たります(笑うしかありません)

それでも安房港7時出港の高速船ロケット1種子島経由鹿児島行きに乗り込み、どんなものかと思いましたが、意外や意外、波はそんなに荒くなく、普通に鹿児島まで到着しました。種子島からは大量の乗船客がいて満席になったのは驚きましたけど。

しかしながら、激しい雨は降り続いていました。鹿児島港から鹿児島中央駅までバス、その後、電車で指宿まで向かいました。

車中では叩きつける雨に不安になりましたが、当たり続けている(!)天気予報では、午後から晴れるということでしたので、それに期待して指宿駅到着を待ちます。

雨の中、指宿に到着、砂風呂だー

指宿を宿泊地に選んだのには「開聞岳」のほかに「砂蒸し風呂」がありました。雨でも大丈夫なのだろうかと思いながら到着。

なぜかイーブイのマンホールふた。「イーブイすき」いぶすき。なるほどです。(C)Pokemon

 ●ヤバかったら削除します

食べそびれていた食事をとるために、駅前のメイン通り「中央名店街」のはずれにある「さつま味」に入りました。こちらも指宿の食べログでは上位のお店です。昼食のみで個数限定の「温たまらん丼」を頼むと、海鮮丼に半熟卵がのっていて旨いのなんのです。

●中央名店街の看板と激ウマ丼

後から来たお客さんは予約をしていたようなので、ふらっと入って頼めたのはラッキーだったのかもしれません。

店を出ると、風はありましたが、雨は止んでいました。晴れる予兆ですね。

そこから10分ほど歩いて「指宿温泉 砂むし会館 砂楽」に到着。雨は完全に止んでいて、気温も上がってきました。早速、入湯料1100円、タオル200円を払って浴衣に着替え、屋根のあるところの砂蒸し風呂で砂をかけてもらいました。

●タオル

1時間くらい寝ているのかと思っていましたが、10分が目安ということで、ちょっと興ざめはしましたが、15分ほど寝てから出ると予想以上に汗をかいていました。それから普通の温泉で砂と汗を流し、スッキリして生ビール。最高です。

●生ビールの店にあったポスター。いい感じです

会館を出ると、青空が広がっていました。できれば海岸でやってもらいたかったです。

●青空になって、砂浜で砂風呂が始まりました。

JR日本最南端の駅を過ぎて「開聞岳」

日本最南端の駅は「沖縄モノレール」など、いくつかあるようですが、JR日本最南端の駅「西大山」駅を過ぎて二つ目の「開聞」から歩いて登るのが日本百名山「開聞岳」です。

指宿駅を5時57分に出発。

●駅前に足湯があります。像はフル〇ン

6時32分開聞駅着で、青空の開聞岳を見ながら7時に登山口到着、即登山開始です。

登るにしたがってだんだんとガスが濃くなっていきます。

それでも山頂まで行けば眺望もと思い、疲れ気味の体に鞭打って登りましたが、結果は写真のとおり、何も見えませんでした・・・。

●二等三角点と頂上の証明(笑)

これにて終了し、帰宅しました。

眺望には恵まれませんでしたが、食べ物は美味しかったので良しとします。百名山も2つ制覇しましたしね。

(おわり)

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