平成最後の登山は「陣馬山~景信山~高尾山」

「平成最後の●●」というフレーズはずいぶん耳にしたり、目にしたりしましたが、平成・令和をまたぐ10連休の二日目、本当に(笑)平成最後の登山に行ってまいりました。ただ、車で行くと大渋滞が予想されますので、電車で行けるところで、夏に向けてのトレーニング的なものと考えて陣馬山から高尾山への縦走です。

御茶ノ水駅6時12分発、中央線130周年記念カラーの中央特快高尾行きに乗り、高尾で中央本線の普通電車甲府行きに乗り換えです。さすがに高尾からは座れませんでしたね。連休中は臨時列車が出るため、出発時間が3分遅れ、JR藤野駅には7時22分到着。登山口方面のバスは8時6分発なので登山口まで歩くことにして、もろもろ準備を済ませて7時30分に駅を出発です。

登山口には24分ほどで到着、バス停の先を右に曲がって登り始めます。それにしてもすばらしい天気です。気温は汗もかかないくらいで、ちょうどよかったです。

 

途中、ところどころで富士山が頭をのぞかせていて中国の方を思われる登山者がその都度嬌声を上げていました。1時間30分ほどで陣馬山頂(857m)に到着。有名な、そそり立つ陣馬の像が待ち構えています。一部売店で見えないところもありますが、少し移動すれば360度見渡せるすばらしい景観です。

こいのぼりも気持ちよさそうです。

富士山を眺めながら、いつものようにJETBOILで昼食。カップヌードルシーフード味にしてみました。

あまりにも気候がいいので、1時間ちょっと休憩してしまいました。若干の時間ロスを取り戻すべく、次の景信山に向けて出発です。この間は景色もあまり見えないのではしょります。

こちらも1時間30分ほどで景信山頂に到着です。ここには三等三角点があります。なぜか赤いペンキ。大勢の登山客が食事や休憩をとっていました。高尾山から少し足を延ばすだけですから、人数が多いのもうなずけます。とはいえ、すごい人数でした。

ここからの富士山はこんな感じで両脇を山で隠されています。

逆方向にはスカイツリーが見えました。

10分ほど小休憩して高尾山に向かいます。高尾山側からもかなりの人数がこちらに向かってきましたので、すれ違いもあって、時間を取られました。おまけに、けっこうな割合で階段が整備されていて、これがヒザにくるんですよね。だんだんと辛くなってきましたが、なんとか高尾山に到着。ここは竹下通りか(笑)と思うくらいの人。道一杯に人がいて、自分の速度では歩けませんでした。

まあ、そんなこんなで15時15分に高尾山口駅に到着。休憩時間を除くと約6時間ほどの山行となりました。

帰りは、京王線に乗る機会もあまりないので、400円払って全席指定の「京王ライナー」に乗ってみました。通勤用に設計されているためかリクライニングはなく、椅子を回して対面乗車しているグループもありましたが、けっこう窮屈そうでしたね。

旅の友は、東京都あきる野市で1804(文化元)年創業の中村酒造「高尾山」ワンカップ。「高尾山」は、高尾山薬王院の御神酒だそうです。アル添の普通酒で、アルコール臭も少なく飲みやすい辛口です。

ということで、新宿まで50分ちょっと。酒盛りを愉しんで本日は終了となりました。

 

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