そして尾瀬リベンジ2日目「燧ケ岳」

「会津駒ケ岳」を登ったのち、御池ロッジで宿泊。携帯はつながるので、天気予報をみると雨予報はいっさい出ていませんでしたが、夜にはけっこう強い雨が降り出して翌日に予定していた「燧ケ岳」をどうするかがポイントになってきました。山の天気とはそういうものなのですね。

悩んでも仕方がないので、朝起きたときの天気で決めることとし、グッスリ就寝。

朝起きると、雨はやんでいましたが、空模様は半分青空、半分黒い雲といった感じ。まあ、青空も出てるので行ってみるかと身支度を整え、ロッジを出たのは8時でした。ロッジは燧ケ岳の登山口にほど近く、駐車場を横断し、そのまま登山開始です。今回のコースは御池コース。途中には2つの田代やガレ場があったり、アクセントのあるコースです。

歩き始めはこんな感じ。舗装されています。

舗装されている道を左に折れて山道に入ると、すでに水が流れていて、足場に気をつけながらの登山になりました。熊も出ていたようなので、熊鈴を鳴らしながら半ば川となっている道を登ります。そのころには日も出てきました。

ササの間にある登山道を登ると、開けた湿原に出ます。「広沢田代」と呼ばれ、ちょっと小ぶりな感じ、木で出来た歩道は少し高さがあります。

そこを越えてしばらく行くとガレ場があり、岩との格闘が始まります。息も切れますが、岩がゴロゴロして危ないので、注意して登ります。そこからしばらく行くと再び湿原が。写真映えのする「熊沢田代」です。来た道を振り返ると、きれいな青空になっていました。

ここからは一気に頂上に向かいます。燧ケ岳の頂上は2356メートルの柴安嵓(しばやすぐら)と2346メートルの俎板嵓(まないたぐら)があり、御池コースは先に俎板嵓に到着します。途中からは岩だらけで、登山道も狭く、すれ違いも大変だったのですが、頂上には雲が出ていて、視界がかなり悪かったため、俎板嵓にある三角点をとりあえず撮影し、そのまま柴安嵓に向かいました。

左は俎板嵓にある二等三角点、右は柴安嵓の山頂石碑。

いったん頂上から下り、再び登るコースです。こちらも岩の間を登っていきます。それでも俎板嵓よりは雲もなく、青空とまでは言いませんが視界も若干あり、頂上も広いので弁当を広げるスペースもあってよかったです。8時に登山開始で12時着。4時間の登りでした。

御池ロッジで作ってもらった弁当を広げ、1時間弱休憩した後、もと来たコースを戻ります。

ここからは日没との戦いとなりました。水分補給で小休止した以外はずっと歩き続け、登山口の看板に戻ったのは16時半。3時間半かかりました。標準タイムが上り4時間、下り3時間ですから、下りのほうが遅れています。現状、下りに時間がかかってしまうのが私の課題となっています。歩き方のレッスンをしなければいけませんね。

そこから御池ロッジに置かせてもらっていた車に乗り込み、帰路の途中にあった源泉かけ流しの「公衆浴場 燧の湯」(大人500円)で汗を流し、帰路につきました。若干、雨に降られましたが、2000メートル級の百名山を2日で2峰登れたのは満足度高かったですね。

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