あしかがフラワーパークとココファーム。購入した「農民ドライ」を呑んでみた

今回は、都心からほど近い足利にある2大名所、あしかがフラワーパークとココファームに行って、ココファームで購入した赤ワイン「農民ドライ」を呑んでみた話です。

今年は「あしかがフラワーパーク」の藤がいつになく早咲きでしたので、まん防のスキをついて足利まで行ってきました。よくできているもので、藤の種類によって咲く季節が微妙にずれているので、GWも愉しめるかと思いますが、緊急事態宣言で微妙になってしまいましたね。

満開の藤を満喫した後は、昼食がてら同じ足利市にあるココファームに行ってみました。フラワーパークから30分弱といった感じです。

ココファームについて

ココ・ファームは、1950年代に栃木県足利市の特殊学級の中学生たちと担任の川田昇先生によって開墾されたぶどう畑を礎にしています。川田先生が購入できた土地はとても厳しい山の急斜面にありましたが、日当たりはよく、水はけもよいためぶどう作りに向いていました。また重機が入らないので、障がいを持つ子供たちの人力によって雑草の駆除などを含めた畑の手入れがなされるという効果もありました。

その後、1969年に指定障がい者支援施設こころみ学園がスタートし、ぶどうを育てていくなか、ワイン造りをはじめようと考え、さまざまな苦労ののち、1984年、知的障がいを持った人たちや、その父兄等を中心に、出来たぶどうからワインを作るという会社を設立しました。それが有限会社ココ・ファームです。

昨年は収穫祭がオンラインとなったため、現地には行けなかったので、一度行ってみようと思い立ったわけです。噂にたがわない急斜面にブドウ畑が広がっています。

ワイナリーに併設されたレストランがあり、そこでランチをしました。ソーシャルディスタンスのため、入れる人数が限られていて、1時間近く待ちましたね。しかたないんですけど。

昼食が終わったら、売店でワインを購入です。

農民ドライ

ケルナー42%、ミュラー・トゥルガウ25%、シャルドネ14%、ソーヴィニヨン・ブラン9%、その他10%とありますが、国産のブドウのみ使用しています。

ドライの名のとおり、爽やかな香りにとても呑みやすいフレッシュな辛口でとても美味しいです。日本ワインはなんとなく醤油っぽい後味が残ることがありますが、これはまったくなくて、フルーティな余韻が残って、もう一口、もう一口と進んでしまう味わいです。

売っている店は限られますが、オンラインで購入できますので、ご興味のある方はぜひ試してみてください。

 

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